明日への希望
 
半島の北部の太平洋側は半島最大の農業地帯である。降水量もやや多くなり、赤みを帯びたネバッとした土が分布している。豊かな土が豊かな農業生産を支えているわけであるが、かんがい水はすべて貴重な地下水に頼るだけで、将来的にいつまで生産が保証されるかはわからない。この七色の虹のかなたには何が待っているのだろうか?

撮影地:メキシコ・カリフォルニア半島
撮影者:山本 定博